遠州横須賀 三社祭礼囃子保存会

平成19年5月19〜20日 

研修旅行(長野・山梨方面)



5月19日早朝、最初の目的地である甲府を目指して横須賀を出発しました。
バスの中、前会長のあいさつを頂き、研修旅行がはじまりました。



まず最初の見学地「甲斐の国 風林火山博(山梨県甲府市)」に到着しました。
今年のNHK大河ドラマ「風林火山」の世界と甲斐の国の魅力を体感できる「風林火山博」を見学。


次に訪れたのは「風林火山館(山梨県北杜市)」です。
武田信玄の居館である「躑躅ヶ崎館」を再現。大河ドラマの撮影に使用された場所です。



バスの中では、今年の三熊野神社大祭(おおねり)を観ながらお祭り談義。



宿に到着。まずは温泉に入って足を伸ばし、旅の疲れを取りました。



温泉に入りひと休みしたあとは恒例のお祭り宴会。幹事さんが司会進行。本当にご苦労さまでした。



お囃子のはじまりです。気が付くといつの間にか「タイ・チェンマイバージョン」メンバーによる共演。



翌日、ホテルの出口に馬が2頭。びっくりしてたずねたところ「今日一日うま(馬)く行きますように・・」ですって。
粋な計らいに感謝感激でした。ホテルは千曲川のほとりにありました。



研修旅行2日目、最初の見学地は「笠鉾会館ドリームホール(長野県須坂市)」です。
毎年7月に行われる「須坂の祇園祭」で町の中を巡行される笠鉾11基とおどり屋台4台が展示されていました。
2階ではお祭りの様子がテレビで上映されており、みんな見入っていました。
この笠鉾のかたち、江戸で一本柱万度型(横須賀の祢里)が登場する以前の山車の姿だそうです。
笠鉾の最上部に乗っている人形や御幣を「依代(よりしろ)」と言い、神様が光臨するところだそうです。
また須坂の町では路上でフリーマーケットが行われており、良い買い物をした会員もいました。



次に訪れたのは善光寺です。「遠くとも一度は詣れ善光寺」「牛に引かれて善光寺参り」でお馴染みですね。
広い境内にはたくさんの参拝者がいました。初めて参拝する会員もたくさんいました。



善光寺参拝のあとに訪れたのは「川中島古戦場(長野市)」です。川原町の『だし』の舞台ですね。
川中島古戦場にある「風林火山」特別企画展も見学して来ました。



今回の研修旅行最後の訪問地(見学地)は「中仙道 奈良井の宿」です。
奈良井の宿は、宿場町の町並みが1kmほど現在でも残されています。
通りの家々は間口が狭く、奥に長い造りになっています。
各家の玄関上には「屋号」が掲げられていました。




すべての見学地を訪問し終え、横須賀へ向けて出発です。「研修旅行」なのでバスの中でもお囃子の研修。
バスの前の方に座っている大きい衆を横目で見ながら、交代で小太鼓・大太鼓・摺り金・笛を囃しました。
やっぱり大きい衆から「そーじゃーない!!」と若い衆(45歳以下)は言われました。



研修旅行の幹事さん代表からご挨拶。本当に3人の幹事さんご苦労さまでした。
21時、無事に全員横須賀へ到着。楽しい研修旅行でした。